ケース5 とにかく優しい歳下くん
こんにちは。ツクヨミです。
お次は、ふたたび歳下くんです。3つ下。婚姻歴なし。
お仕事は放送関係の技術者さん。時間も不規則な方。
でもとても優しいので、こちらに合わせてくれていました。ご自分は夜勤明けとかでも、大丈夫と言ってくれました。
ものすごくマイペースで、歯磨き30分くらいするそうです。
ご自分の気になる部分への手入れはキッチリと。そして、他人には寛容な感じでしたね。
働くのやだーと、いつも言ってましたね。
主夫になりたいと。でも家事は嫌いみたいでしたが…。うむ。
話を良く聞いてくれるので、養育費の悩みとかひたすら聞いてもらってました…。ありがとうございました。
優しい人といると、こちらも穏やかな気持ちになりますね。落ち着きます。
でもなんだか、離婚までの長い年月、家庭持ちの男性ばかり見てきたので、それと比べると「この人は一人に慣れすぎてる…」という感じがしました。
誰かと暮らすという前提がなく、でも私に好意がある。それ以上はないのかなと、そういう印象を受けました。
長くお付き合いするとなったら、子どもたちに紹介することになるけれど、そういう想定がなさそうな感じでした。勝手に決めてはいけないんですけどね。なんだか、未来が見えない…。
一緒にいるのは本当に気が休まるし、気を遣わないのですが、「この人との距離を縮めたい!」という感情が起きてきませんでした。
そして、この頃から感じ始めたのですが、
いろいろと相談できたり、知らないことを教えてくれる人がいいなぁと、
思うようになりました。
さらに言うと、会話が盛り上がらない、ユーモアのセンスが噛み合わないのも、つらく感じてしまいます。
これから長い間2人で生活していくとしたら…。
お互い病気をしたり、絶望感を味わうこともあるだろう。そんな時に相手を笑顔にできる、暖かく包みこんであげられる、そういう関係が理想です。
結局のところ、この彼とはお互いに距離を縮める機会がなく、思いも強くならずに、なんとなく自然に火が消えてしまいました。
人との出会いは、不思議ですね。
嫌なところがなくても、惹き合わないのでしょうか…。ほんと、不思議です。
読んでくださいまして、ありがとうございます。