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不倫現場の証拠を、友達が撮ってくれた話。不貞の証拠その2。

 

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客観的証拠がなければ、勝てませんから。

こんにちは。ツクヨミです。

元夫が不倫していることが分かったのは10月でした。

記憶をたどったら、娘を連れて家出したのは10月末でした。怒涛の一か月でした。

私は、自分を裏切っている、自分に対して嘘をついている、そういう人と共に生活することが耐えられませんでした。

離婚することが決まった6月ごろからずっと、今までと変わらず彼の食事を支度し、洋服を洗濯したりクリーニング店に持っていったり、そういうことを変わらず惰性で出来ていました。不倫相手と会う時の下着や洋服を、自分が整えているという事実を、惰性の行動によって認めていたわけですから、精神的に消耗していました。

 

夜、目が覚めて恐怖の感情に襲われて眠れなくなることもありました。そういう時は、「今は耐えろ。娘たちも健康で、私も健康で、この先幸せになるための努力をしているんだから。大丈夫。かならず終わる。」と、自分に言い聞かせました。声に出したり、鏡に向かって。自分が欲しい言葉をかけてくれるのは、自分です。

親や友達に話せることもあるけれど、欲しい言葉が欲しいときに、間違いないのは自分なのです。自分が一番、自分をいたわることができます。そのことを身に染みて実感しながら暮らしていました。

 

不倫相手が上京する日にちが分かったことを、旧友に話していました。10月中旬ごろでした。「絶対、証拠を取りなさい」と言われましたが、消耗しきっていた私は「もういいよ。別に」とあきらめの気持ちでした。だって、そのほうが楽だから。立っているだけでも辛いのに、行動をおこすなんて。証拠をとるためには探偵を雇ったり。そんなお金の余裕もないし。

 

「私が写真撮ってあげる。」と、旧友に言われました。「私のパートナーと二人で、そのホテルに行って写真を撮るよ。」

 

助けてくれる人が現れました。本当に心強かった。ありがとう。

 

ホテルの場所と、滞在する日にちが分かっていても実際はなかなか大変でした。

写真を撮るには、二人が揃っているところに出くわさなければいけない。何時にチェックインするか見当もつかないし、ベイエリアの高層ホテルなので、出入り口もいくつかある。

 

そこで私が採用したのはiPhoneアプリ「友だちを探す」でした。GPS機能です。

設定してからきっと、元夫のスマホの充電、減るのがめちゃくちゃ早かったと思います。(笑)

 

チェックイン当日。

逐一メールで友人に伝えました。

私:「最寄り駅に到着したようだ。」

私:「動くスピードからして、タクシーに乗ったようだ。」高まる緊張感。

友:「わかった、車止めのある出入口に移動します。」

友:「タクシーから降りて来ました!」

 

頼む!!撮れていてくれ!

友:「暗すぎてうまく写ってない。。。」

がーーーーん。どうしましょう。。。。

 

友:「ロビー階は入れたけど、そこからは宿泊客限定のようです。」

私:「すみません!お二人、今夜泊まってください!」

友:「りょーかい!絶対撮るからね!」

 

翌日、昼の明るい時間に二人で出てくるところを写真に撮ってくれました。

その日、私は実家にいました。心配して姉も来ていました。

友人が写真のデータが入ったSDカードを持ってきてくれました。

姉と確認。さすがにクラクラしました。本当に女性と二人でホテルから出てきている。

手をつないで、女性のトランクを持ってあげている。そこに写っているのは私の夫。恋愛から結婚、20年間ともに歩んできたパートナー。

 

写真を持ってきてくれた友人に、私の両親が頭を下げてお礼の言葉をかけてくれました。本当にありがたくて、そして、本当に情けなかった。こんな思いを両親や姉や娘たちにさせてしまっていること。辛い。。

応援してくれてありがとう。私はがんばって幸せになるから。

 

証拠を手に入れた私は、元夫への反旗を翻す、第一歩を踏み出しました。